ホルモンバランスについて

ホルモンバランスについて

ホルモンバランスはなぜ乱れる? 症状や改善方法とは?

女性の身体を健やかに保つために欠かせないもの、それは「女性ホルモン」です。特に女性の身体の働きに大きく関わっているのは「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2種類のホルモン。そして月経周期が、これらのホルモンバランスに大きな影響を与えます。


ホルモンバランスの乱れは女性の心と身体にさまざまな影響を与え、ときには辛い症状の原因となることもあります。こちらではホルモンバランスの変化や乱れについて詳しくご説明していますので、ぜひ基本的な知識を身に着け、改善にお役立てください。

わからないことやお悩み・ご不安があれば、いつでも沖縄北谷、海から2分の「隠れ家プライベートサロン・ヨガシャクティ 」まで。女性スタッフが充実していますので、安心してご相談いただけます。

女性の心と身体を健やか美しく幸せに保つために欠かせないもの、
それは「女性ホルモン」です。


ヨガポーズ

まずは知っておきたい!
女性のリズムに関連する女性ホルモンとは?

エストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンは、月経周期の中で交互に増減を繰り返しています。

卵胞ホルモン:エストロゲン

女性らしさに関わる
卵胞ホルモン:エストロゲン

月経~排卵の間(卵胞期)に分泌されます。

​代表的な女性ホルモンであり、女性らしいカラダをつくるのがエストロゲンです。肌や髪の潤いを守ったり、女性特有の丸みを帯びたカラダをつくったり、女性のカラダ全体の健康を支える役割も果たします。また、脳や自律神経にも働きかけるため女性の心身に大きく影響するのが特徴です。

黄体ホルモン:プロゲステロン

妊娠をつかさどる
黄体ホルモン:プロゲステロン

排卵~次の月経がはじまるまでの間(黄体期)に分泌されます。

​プロゲステロンは受精卵の着床のために子宮内膜を整えたり、基礎体温を上昇させたりする働きがあるなど、妊娠維持に活躍します。

体内に水分を保つ作用もあり、生理前に体に変化が現れるのは、プロゲステロンの働きと言われています。​

この2つの女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」のバランスが正常に保たれている状態なら問題はありません。しかしストレスなどが原因で各ホルモンの分泌量が変わったり、サイクルが変化したり、また加齢のためにホルモンの分泌量が減ったりすると、さまざまな不調の原因となります。

年齢と共に減少する女性ホルモン

年齢とともに変化する病気のリスク

女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」は、イキイキとした毎日をサポートする重要な役割をもっています。その一方、ごくわずかな量で作用するため、ちょっとしたバランスの乱れがさまざまな不調につながることも…。

また、2種類の女性ホルモンは年齢によって分泌量が変化。特にエストロゲンの変化は影響が大きいといわれています。思春期になり月経が始まると、月経不順や月経困難症といった月経に関するトラブルが起こる場合があります。性成熟期になると、子宮内膜症や子宮筋腫といった女性特有の疾患があらわれることがあります。卵巣の働きが急激に低下し、エストロゲンの分泌が減少する更年期では「更年期障害」とよばれる不調で悩みを抱える女性も少なくありません。さらに、更年期を過ぎて老年期を迎えると、エストロゲンで守られていた肝臓、血管、骨、皮ふなどの器官でのトラブルや病気のリスクが高まります。

エストロゲン

思春期(10歳 ~ 18歳)

  • 初潮を経験し、性成熟期に向かってエストロゲンの分泌が増える。

性成熟期(18歳 ~ 45歳)

  • エストロゲンの分泌が安定。

更年期(45歳 ~ 55歳)

  • 閉経の前後5年間、エストロゲンの分泌は急激に低下し、 体調に変化が起こりやすい。また、月経周期も変化し、閉経にいたる。

老年期(55歳 ~)

  • エストロゲンの分泌がわずかとなり、それまで男性に多かった生活習慣病にもかかりやすくなる。



女性ホルモンの分泌量は年齢と共に大きく変化し、そのピークは20代後半から30代前半。
30代後半になるとその分泌量は徐々に低下をはじめ、その後は減少を続けるのみ。
卵巣の中の卵胞が減り、特に閉経前後の45~55歳には激減していきます。

「イライラ」「不安感」「急な汗」など女性特有の“ゆらぎ”が起こるのはこの頃です。
さらにこの年代は生活環境的にも家庭や仕事で、疲れやストレスがたまりやすく、若い頃のようにムリが効きにくくなるためホルモンバランスが乱れがちです。
逆に言えば、この女性ホルモンの減少に対しての対策をしっかりすることが、“ゆらぎ”の緩和にもつながるのです。

ホルモンバランスの乱れを引き起こす原因

ヨガポーズ

原因のわからない不調、症状。
実はそれはホルモンバランスの乱れが原因かもしれません。
月経周期により、エストロゲンとプロゲステロンの分泌量はそれぞれ増減しますが、それ以外にも、ホルモンバランスが乱れてしまう原因は普段の生活の中にあります。女性の身体はとてもデリケート。女性ホルモンの分泌は脳や神経からの指令でコントロールされているため、ストレス・不規則な生活・睡眠不足といったちょっとしたことでもバランスが乱れてしまいます。

ホルモンバランスの乱れは、以下のようなさまざまな不調の原因となります。

ストレス…ストレスで脳が疲労すると、脳からの指令で分泌されるはずの女性ホルモンの分泌がうまく機能しなくなる原因となります。

不規則な生活…食生活の乱れや、運動不足、睡眠不足、過度の飲酒などあらゆる生活習慣が、ホルモンバランスの乱れを引き起こし、不調の原因となります。

過度なダイエット…過度なダイエットによる体重減少、また不規則な生活やストレスは自律神経系や免疫系の機能の乱れと、ホルモンバランスの乱れの原因となります。

加齢…年齢を重ねることで、卵巣の機能が低下し、エストロゲンの分泌が急激に減少することで、ホルモンバランスが乱れます。

ホルモンバランスが乱れることによって起こる症状

海

では、ホルモンバランスが乱れることで、どのような症状が起こるのかみていきましょう。おそらく、女性の多くは一度は経験したことがある、もしくは常にいずれかの症状に悩まされいる方もいるのではないでしょうか。


生理不順

成人女性の生理周期は25~45日が通常で、出血がある期間は3~7日とされています。ホルモンバランスの乱れによってこの周期が崩れたり、出血量が変化したりすることを生理不順と言います。

過少月経

  • 経血の量が少なく、2日以内に生理が終わってしまいます。

頻発月経

  • 生理周期が24日以内と短くなります。

過多月経

  • 出血が8日以上続くことで、子宮内膜症・子宮筋腫が疑われます。

無月経

  • 妊娠しておらず、生理が3ヶ月以上ないこと。強いストレスや極端なダイエットが原因とされています。



月経トラブルには病気が潜んでいたり、無月経は、放置期間が長引くほど卵巣機能が正常に働きにくくなり妊娠しづらくなる可能性があります。症状がある場合には、早めに婦人科を受診することをお勧めします。

月経痛・月経困難症(生理痛)

月経痛には、身体症状と精神症状があり、身体症状としては、下腹部痛、腰痛、吐き気や嘔吐・下痢、ふらつき、頭痛・頭重、疲労・脱力感、食欲不振などがみられます。
精神症状としては、憂鬱、怒りっぽくなる、焦燥感が募る、イライラするなどがみられます。学校や会社に行けない等、日常生活が辛いほどの痛みを伴う場合は、月経困難症と呼ばれます。

PMS(月経前症候群)

生理がはじまる前までに出る症状のこと。排卵後のホルモンバランスの変化によって、月経前3~10日前頃より、以下のような症状が現れます。

身体症状

  • 腰痛、肩こり、頭痛、便秘、むくみ、疲れやすい、だるさ、眠気、下腹部痛・膨満感、乳房の張り・痛み、頭痛、めまい、肌荒れなど

精神症状

  • 集中力低下、やる気低下、イライラ、落ち込み、情緒不安定、不安、怒りっぽい、食欲亢進など
PMSの症状

自律神経失調症

めまいやふらつき、動悸、倦怠感、頭痛、不眠……といった多種多様な症状を引き起こす「自律神経失調症」には、ホルモンバランスの変化が深く関わっています。ホルモンの分泌と自律神経をコントロールする脳の部位が近いため、ホルモンバランスの乱れが自律神経の不調を招き、またその逆も起こり得ます。

不妊

ホルモンバランスの乱れも、不妊原因の一つとなります。

高プロラクチン血症…プロラクチンというホルモンが異常分泌する症状。これによって着床しづらくなります。

黄体機能不全

  • プロゲステロンの分泌量が減少すると排卵後、子宮内膜を妊娠に適した状態に維持することが難しくなります。

排卵障害

  • 排卵が行われない、または排卵できる卵子の準備が整わない状態。

更年期障害

加齢によるエストロゲンの減少で、のぼせやめまい、動悸、発汗など、さまざまな症状が起こります。冷え、頭痛、肩こり、頻尿、不眠、口の渇き、うつ状態、のぼせ、ほてり、イライラ、倦怠感、めまい、むくみ、動悸、抜け毛、発汗、記憶力の低下。

更年期障害

肌荒れ・ニキビ

エストロゲンの減少とプロゲステロンの増加により、皮脂の分泌が活発になり、毛穴も塞がりやすくなるため、肌荒れ・ニキビを引き起こします。

ホルモンバランスを整える改善方法

ヨガポーズ

ホルモンバランスを整えて維持するためには、規則正しい生活習慣を実践することが重要です。特に、運動・食事・睡眠・ストレスの4つが大きく影響してくるため、まずはここに改善点があるかを考えてみましょう。ホルモンバランスの乱れには普段の生活も大きく関わっていますので、その原因を取り除くことが大切です。以下の項目で心当たりがあれば、できることから改善していきましょう(*´∀`*)!

その1:運動不足
カラダを積極的に動かす

カラダを動かし、血行とカラダの代謝を良くすることで、女性ホルモンにも良い影響を与えることができます。ヨガの有酸素運動は自律神経を活性化し、ホルモンバランスを整える働きをします。

 

暮らしの中に軽い運動をまめに取り入れていくことが大切です。とくにヨガやストレッチは、ゆっくりカラダを動かせるうえ、深く呼吸をすることでカラダの緊張がやわらぐため、より効率的。デスクワークをしている方は、特にこの血行と代謝が悪くなりがちなので、1時間に1回は立ち上がっての背伸びがオススメです。

その2:良質な睡眠と不眠
眠る前のヨガでぐっすり快眠

なかなかぐっすり眠れない、忙しくて睡眠不足になりがちなど、睡眠時間の確保は難しいという方もいると思います。

睡眠不足になると、自律神経のバランスが崩れ女性ホルモンにも悪い影響が。

 

ヨガはダイエット効果だけではなく、呼吸と合わせたストレッチを行うことで、 リラックスできる効果も。ベッドに入る前に、少しの時間でぐっすりと快眠!

ストレスによる心身への負荷を軽減するためにも、遅くとも12時には寝て7時間の睡眠を確保し、寝る前2時間は食べない、寝る直前のパソコンや携帯電話は控える、寝る前の熱いお風呂は控える、なNLP心理学セラピーで解決!睡眠の質を上げる心がけをしてみて下さい。


その3:ストレス軽減
心を整えるマインドフルネス瞑想

「毎日イライラする」

「とにかくやる気が起きない」

「心に余裕がない」という方、忙しすぎる毎日の中で、知らないうちにストレスを溜めこんでいるかもしれません。そうなると何もかもが嫌になってしまったり、「自分はダメ人間」なんてネガティブな考えに陥ってしまうこともあるんです。そんな毎日や自分を変えるために「何もしない時間」を作ってみましょう。

今、この瞬間に集中することで心が落ち着く。マインドフルネスとは、「『今、この瞬間』を大切にする生き方」のことです。瞑想は、医療や福祉の現場でも取り入れられています。時間にしてたったの3〜11分!かんたん瞑想があなたのストレスを解消。ただ何もしないで座るのが苦痛な方でも、クンダリーニヨガ の様々な瞑想法は、マントラを唱えたり簡単なエクサイズしながら瞑想するのでとても楽しく、あっという間に瞑想が簡単に出来るようになります。瞑想を毎日の習慣にしましょう。 

瞑想

その4:食生活の乱れ
バランスの良い食事

 栄養バランスのとれた規則正しい食事を心がけましょう。特に女性ホルモンの分泌に効果的なビタミンB6・E、女性ホルモンと同じ働きを持つ大豆イソフラボン(納豆、豆腐、豆乳、味噌などの大豆製品)は積極的に摂取したい成分です。特に良いとされるのは、納豆などの発酵食品、ネギ、ゴボウ、バナナなどのオリゴ糖、食物繊維などを多く摂取して腸内環境を整えること。食生活を和食中心にしてみることもオススメです。 

その5:マッサージ
​幸せと癒しホルモン

NHKの“ためしてガッテン”(2016年6月1日放送)で、背中などへのタッチケアで「幸せホルモン」とも「癒しホルモン」とも言われるオキシトシンが分泌されることが紹介されました。


マッサージは、コリをほぐすことによる血流の改善やもみほぐしを行うことで肉体や心の緊張を緩和させ、 手軽に疲れた身体や心を癒せます。

オイルマッサージは精神的な疲れを緩和に良いとも言われています。

​海から2分の隠れ家プライベートサロンにもぜひコリを癒しに来てくださいね(*´∀`*)♡

マッサージの癒やし

ホルモンバランスが整うコース

3日間集中・ヨガインストラクター短期養成コース

ヨガポーズ

11日間集中・ヨガインストラクター独立開業コース

マッサージ

マッサージ(アロマオイル・タイ古式・足つぼ)